今回は久々の告知です。
本日、noteで連載【八つ墓村埋蔵金伝説の研究】をスタートいたしましたので、この場を借りて宣伝させてください。
「八つ墓村」とは、言わずと知れた横溝正史の長編推理小説。戦後間もない1949年(昭和24年)に発表され、その後、映画やTVドラマとして何度も映像化された国民的ミステリー作品です。
金田一耕助シリーズの中でも特に人気が高く、1977年に公開された松竹映画「八つ墓村」は、「祟りじゃ~」という流行語も生み出しました。もちろん、僕もこの小説の大ファンです。
ただし、僕がこの小説に特に注目する理由は、一般的な金田一耕助ファンとは少し違うかもしれません。
それは、この作品が殺人事件の犯人を探す推理小説であると同時に、失われた埋蔵金を探求する〈宝探し小説〉の金字塔でもある、ということです。
実は僕、子供のころから「宝探し」と名の付くものが大好きで、エドガー・アラン・ポーの「黄金虫」、スティーブンソンの「宝島」、ハガードの「ソロモン王の洞窟」といった小説に夢中になってきました。
もちろん、「インディ・ジョーンズ」も「グーニーズ」も「ダ・ビンチ・コード」も「日輪の遺産」も「徳川埋蔵金」も大好きです。
というわけでこの連載では、そんな財宝マニアの僕が、宝探し小説としての「八つ墓村」の魅力を徹底的に掘り下げていこうと思っています。
そしてまた、作中に描かれた戦国大名・尼子氏の埋蔵金伝説のルーツを、独自の文献調査と現地調査で解き明かしたいと考えています。
金田一耕助ファンのみなさん、横溝正史ファンのみなさん、そして、全国の埋蔵金ファンのみなさん、どうか一読して下さいますようお願い申し上げます。
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