毎月恒例の資産運用状況報告。今回は2024年8月末時点のデータを発表します。
前回の7月末報告では、円高株安によって僕のリスク資産の評価額が大きく落ち込んでいました。8月に入ってからも株価下落は続きましたが、全世界株インデックスの株価は8月6日ごろに底打ちし、その後は回復に向かっています。
ところで、この僕は7月末から8月末にかけて南の島に旅行していました。
なので、この間の荒れ相場をつぶさに観察していなかったのですが、「これだけ暴落暴落と騒がれているんだから、ちょっとずつ買い増していくか」といったノリで、8月8日に旅先でeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)を100万円分追加購入しました。
「もっと下がればもっと買おう」という心積もりでいたのですが、幸か不幸か旅行中にこれ以上の買い場は訪れませんでした。
そして昨日(8月31日)、1カ月余りの長旅を終えて久しぶりに帰宅。さっそく保有するリスク資産の評価額を集計してみたわけです。
「8月後半は株価が回復していったから、ポートフォリオの状況は7月末より幾分マシになってるだろう」というのが僕の見立てだったのですが、実際はどうだったのか?
さっそく、集計結果を見ていきましょう。
(※金額は8月31日時点の時価。1万円未満は切り捨て。カッコ内は含み益・含み損。なお、円預金や日本国債といった安全資産は除外しています。)
🔷インデックスファンド
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)3266万円(+966万円)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 421万円(+61万円)新NISA
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 179万円(+59万円)旧NISA
eMAXIS Slim米国株式 238万円(+118万円)旧NISA
たわらノーロード先進国株式 470万円(+287万円)iDeCo
VTI 415万円(+254万円)
eMAXIS Slim先進国債券 792万円(−8万円)
eMAXIS Slim国内債券 29万円(−2万円)
eMAXIS Slim国内リート 425万円(+25円)
iシェアーズ・コア225 231万円(+30万円)
NFJ-REIT 189万円(−5万円)
🔷個別株
CDS 18万円(+6万円)
日本ケアサプライ 19万円(+6万円)
日本アコモデーションF 65万円(+9万円)
アドバンス・レジデンス 99万円(+9万円)
いちごホテルリート 63万円(+16万円)
アサンテ 16万円(±0円)
シード 5万円(−1円)
三井住友FG 95万円(+69万円)
オリックス 36万円(+23万円)
三菱HCキャピタル 10万円(+5万円)
東京海上HD 165万円(+115万円)
JR東日本 84万円(+15万円)
JR西日本 55万円(+2万円)
JR九州 39万円(+12万円)
日本航空 24万円(+4万円)
NTT 62万円(±0円)
KDDI 49万円(+22万円)
ゼンリン 8万円(−3万円)
SHEL 20万円(+14万円)
🔷その他
金 530万円(+230万円)
ドル預金(1$=154円) 1841万円(+341万円)
🔷合計
9966万円(+2665万円)
この2カ月で含み益が642万円減少
なんと!
この1カ月で状況は幾分マシになっているかと思いきや、僕のポートフォリオの含み益はさらに減少していました。
7月末の時点では、僕のリスク資産の総評価額は1億0050万円であり、このうち2868万円が含み益でした。
それに対して8月は、さらに元本100万円を追加投入したにも関わらず、月末時点のリスク資産の総評価額は1億円の大台を割り込んで9966万円に。含み益は266万円減少して2665万円になってしまいました。
原因はどうやら円高の進行のようです。
国内外の株価はおおむね7月末と大差ない水準に戻っていますが、為替を見ると、7月末が1ドル=153円くらいだったのに対し、8月末は1ドル=146円台。これが円ベースでみた僕のポートフォリオの評価額を引き下げている要因です。
ちなみに、今回の暴落が起こる前の6月末時点では、僕のリスク資産の総評価額は1億0288万円で、このうち含み益は3307万円でした。つまり、この2か月間で含み益が642万円も吹っ飛んでしまったわけです。
いや~、ここ最近の為替トレンドの変化は、やはりインパクト大ですね。
それではここで、僕がFIREした2020年春からの投資元本と含み益の推移を見てみましょう。
(※投資元本が右肩上がりで増え続けているのは、退職時に大量に保有していた円預金を順次投資へ回してきたためです。画像をクリックするとくっきり見えます。)
(単位は万円)
(※過去の推移の背景はこちらで詳しく説明しています)
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