Googleアドセンス合格、ところが……

2022/12/20

ブログ運営

一昨日、Googleアドセンスから、このブログが広告配信の審査に合格したという連絡をいただきました。

ブログ開設から36日目、2度の不合格を経て、ようやく届いた吉報です。「好きなことを書きながら小遣い稼ぎができれば最高だな」と思っていたので、とりあえず目標に一歩近づいたような気分です。

読者のみなさんの中にも、僕と同じような目標を持っている方がいらっしゃるかもしれないので、ブログ開始から審査通過までのおおまかな経緯を記しておくことにします。それから、合格後に僕が直面している問題についても……。

ブログを始めたきっかけ

僕がブログを開設したのは今年の1113日です。

きっかけはその2カ月ほど前、記者時代の先輩からもらった電話です。「俺も近々、早期退職しようと思ってるんだけど、会社を辞める時の色々な手続きのことを教えてほしい」という問い合わせでした。

そこで、国民健康保険の減免制度や企業型確定拠出年金からiDeCoへの切り替え方法など、僕が退職時に学んだ知識や教訓を思いつくまま話したところ、その先輩は「いや~、めちゃくちゃ勉強になったよ」と喜んでくれました。

ちょうどそのころ、僕も何となくアウトプットの場が欲しいなと思っていたところでした。新聞社を早期退職して2年半余り、リタイア生活を満喫していた僕ですが、ふと、毎日記事を書いていたころの感覚が懐かしくなりかけていたのです。

で、ブログを書いてみようと思いつきました。さっき先輩に話したようなことを文章にすれば、「これから会社を辞めよう」「FIREしたい」と考えているサラリーマンたちに読んでもらえるんじゃないかというわけです。

コストを下げるためBloggerを利用

早速ネットでブログの始め方を調べてみると、多くの先輩ブロガーたちが「先々のことを考えたら無料ブログサービスを使うよりWordPressで自作した方がいい」「特に広告収入を得たい人は絶対WordPress」と勧めていました。

WordPressというのは、自分でブログを作成するためのソフトで、使い勝手やコストパフォーマンスの良さからブログ界で絶大な人気があるようです。

ただ、それでも年1万円余りのランニングコストがかかるとのこと。僕の場合、正直、三日坊主になるかもしれないので、迷った末、無料ブログサービスでありながら広告掲載が可能だと聞きかじったGoogleの「Blogger」というサービスを使うことにしました。

ただ、「独自ドメインだけは取得しておいた方がいい」というネット上の声に従い、年1000円余りのコストをかけて独自ドメインを使ってブログを運営することにしました。


 ランキングサイト参加でPV増加

文章を書くという久しぶりの作業は思いのほか楽しいものでした。ブログ開設直後はほぼ毎日、記事を投稿。でも、当然のことながらアクセスは少なく、連日20PVとか30PVとかいった世界です。

もっと読まれるようになりたいと思ってネットで色々調べたところ、「にほんブログ村」というブログランキングサイトに参加したら多くの人の目に触れる、という情報に出会い、さっそく登録。これが開設7日目のことでした。

効果はすぐに表れました。1日のアクセスがいきなり100PV超に跳ね上がったのです。しかも、このサイトを頻繁にのぞくようになったことで、多くの先輩ブロガーたちのブログを目の当たりにするようになりました。これは本当に勉強になりました。

アドセンス審査で2連敗

気をよくした僕は、ここでいきなりGoogleアドセンスの審査を申請することにしました。

Googleアドセンスというのは、Googleが提供する広告配信サービスで、これを利用すると自分のブログ内容にふさわしい広告をGoogleが適当にみつくろってくれます。で、ブログ内に表示されたその広告を読者がクリックしてくれたら、広告主から報酬がもらえるという仕組みになっているのです。

ただし、誰でもこのサービスを利用できるわけではありません。ブログを開設して、ある程度記事を書いたうえでGoogleの審査を受け、広告の配信先としてふさわしいと認めてもらわないといけません。

この審査が結構厳しいらしくて、記事の量が少なすぎたり、価値が低いと判断されたりしたら、容赦なく不合格にされてしまうとのこと。ネット上には「記事が30本以上ないと合格は困難」「いやいや、俺は7本で合格した」「独自性のある内容なら数はあまり必要ない」といった情報が飛び交っていて、YouTubeには審査合格のコツを伝授する動画までありました。

この時点で僕はブログを始めて11日目。記事もまだ9本しか書いてなかったのですが、「とりあえずいっちゃえ」というノリで審査を申請しました。しかし、数日後にメールで届いた判定結果は不合格でした。


え、なんで……? 根拠のない自信を持っていた僕は「何かの間違いじゃないか」と思い、その日のうちに再度審査を申請しましたが、結果は同じでした。

記事の量はやはり必要

うーん、やはり審査が厳しいというのは本当らしい。そう痛感した僕は、しばらく審査のことは忘れて記事を書き続けることにしました。

そして、記事数が23本になった今月17日、3度目の正直を狙ってGoogleアドセンスに審査を申し込んだところ、翌18日夕方に「おめでとうございます」と書かれた合格通知メールが届いたというわけです。

以上の経験から、「審査通過にはやっぱりある程度の記事量が必要なんだな」というのが僕の感想です。

不合格の前後で記事の書き方を変えたり、扱う内容を変えたりということは特にしていないので、記事の質自体はそれほど変化していないはず。それでも合格できたということは、単純に記事が一定量を超えたということではないでしょうか。

あるいは、ブログを一定期間続けたことで、一日当たりのPVが当初より伸びていたことが有利に働いたのかもしれません。

 一難去ってまた一難

ところが、大喜びしたのもつかの間、ここからが大変でした。

さっそくブログに広告を表示させようとしたのですが、その具体的な方法がメールを読んでもさっぱりわかりません。そこでまたまたネット上で情報収集することになりました。

ところが、多くの先輩ブロガーたちが記した指南書のほとんどは、WordPressで作ったブログ向けに書かれたものばかり。僕のようにBloggerを使っている人は少数派なのか、指南書がなかなか見つかりません。

それでも、なんとかBlogger利用者向けの指南書を探しあて、記述通りの手順でブログに広告を貼ろうとしてみましたが、どういうわけか一向に広告が表示されません。結局、昨日はこの作業に悪戦苦闘しているうちに日が暮れてしまいました。

せっかく審査を通過したのに、これじゃ全く意味ないじゃないか……。疲れ果てた僕は、とりあえずこの問題はいったん棚上げにして、これまで通りブログを更新することにしました。そんなわけで、本日、この記事を書いている次第です。 

それにしてもパソコンやインターネットって、なんでこんなに難しいのでしょうか。僕みたいなアナログ人間はもう頭がパンクしそうです。どなたかBloggerの独自ドメインブログGoogleアドセンスを活用している方がいらっしゃったら、ぜひアドバイスをお願いします。


〈追伸〉

後日、妻のパソコンで自分のブログを見たら、普通に広告が表示されていました。なぜだかよくわかりませんが、僕のパソコンは広告が表示されない設定になっているみたいです。

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コロナ禍のなか、45歳で新聞社を早期退職し、念願のアーリーリタイア生活へ。前半生で貯めたお金の運用益で生活費をまかないながら、子育てと読書と節約の日々を送っています。ただいま49歳。

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