玄米を手頃な値段で買う方法

2023/01/13

節約

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毎日の主食を健康的な玄米にしたい。でも、スーパーに並んでいる玄米って、量が少なくて値段が高い。なんとか手頃な価格で買う方法はないものか……。今回は、早期リタイア後に玄米生活を始めた僕が、そんな悩みの解決法を紹介します。




最初に、玄米を入手する主な方法を四つ挙げておきましょう。 

・スーパーで買う 
・JAの直売所で買う 
・米穀店で買う 
・ネット通販で買う

それぞれ、住んでいる場所やマイカーの有無、どこまで価格にこだわるかなどによって使い勝手が違ってきます。以下、僕の経験をもとに解説していきます。

スーパーの玄米はめちゃ高い

まず断っておくと、実は僕、昔から節約マニアであるとともに結構な健康マニアでもありました。
新聞記者時代は仕事柄、不健康な生活を強いられていましたが、その反動もあって45歳で早期退職してからは、早寝早起き、ジョギング、筋トレ……と思いっきり健康的な生活を実践しています。
もちろん、食生活もしかり。
外食はやめ、一家の食事担当者として朝昼晩とも野菜をたくさん使って自炊しています。
これもあり余るほどの時間があってこそ。アーリーリタイアというのは健康面からみても素晴らしい選択だと思います。



そんな僕だから、毎日の主食はやはり玄米にしたい。
多くの人が食べている白米というのは、米粒の表面を覆っている糠(ぬか)や、米粒の端っこにある胚芽(はいが)を精米機で削り落とし、真っ白な胚乳(はいにゅう)だけにしたもの。
口当たりはいいのですが、精米の過程でビタミンやミネラルがすっかり失われ、単なる糖質の塊みたいになってしまっています。
貧乏性の僕には、それがもったいなくて仕方ない。口当たりなんか別にどうでもいいから、本来ある栄養を全部逃さず胃袋に納めたい!
というわけで、リタイア後は主食を白米から玄米に切り替えようとしたのですが、ここで悩ましい問題にぶち当たりました。
そう、コストです。
例えば、うちの近所のスーパーでは白米の10キロ袋(北海道産ななつぼし、宮城県産ひとめぼれetc)が大体3000円前後で売られているのに対し、玄米の2キロ袋(新潟県産こしひかり)には1080円の値札が付いています。
 10キロ買えば5400円だから、単価は白米の1.8倍。いくら僕が健康マニアでも、さすがにためらってしまう値段です。
そもそも僕は節約マニアだし。

近くに直売所があればいいけど

そこで考えたのがJAの直売所です。
例えば、四国の田舎に住んでいる僕の両親は、いつも近所の直売所でお米を買い、その場で「七分づき」とか「五分づき」とかいった好みに応じて精米してもらっているそうです。
もちろん「精米不要」という選択肢もあり。これだと白米だろうが玄米だろうが同じ値段です。
そこで、都会にある我が家の近所にも直売所がないか調べてみましたが、最も近いところでも2キロ以上離れていました。マイカーを手放した我が身には利用困難です。
そんなわけで、一時は玄米ライフをあきらめかけていたのですが、ある時、友人からいい方法を教えてもらいました。商店街などに店を構えている昔ながらの「お米屋さん」(個人経営の米穀店)を利用するという方法です。
こういうお店はJAの直売所と同じく、仕入れたお米を精米機にかけて販売しているので、手頃な価格で玄米を売ってもらえることがあるというのです。

昔ながらの米穀店は狙い目

そこでグーグルマップで近隣の米穀店をリストアップし、順番に電話で問い合わせていったところ、玄米(福井県産華越前)を10キロ3400円で買える店が見つかりました。
スーパーの白米よりは少し高めですが、十分納得できる価格。しかも、電話注文すれば、自宅まで配達してくれるとのこと。マイカーのない僕にはありがたい話です。さっそくこの店のお得意さんになって、玄米ライフを始めました。
その後、我が家は別の街に引っ越したのですが、そこでも、同じ方法で玄米の配達を頼める米穀店を見つけることができました。
というわけで、玄米を手頃な値段で買いたい人には、昔ながらの「お米屋さん」が有力な選択肢になると思います。



ただし、この話には続きがあります。
なんと、僕が愛用していた米穀店は、昨年夏に突然廃業してしまいました。
ご主人によると、米穀店でお米を買う人が年々少なくなり、商売が成り立たなくなったとのこと。
ですから、あなたの街でも、こういうお店がすでに「絶滅」している可能性があります。なんとも寂しい話ですが、これも時代の流れなのでしょう。

ネット通販で「規格外玄米」を試す

では、僕が今、どうやって玄米を調達しているのかというと、もっぱらネット通販です。
もともと、お米を通販で買うという発想がなかったのですが、愛用していた米穀店の廃業を受けて調べてみたところ、激安の玄米が見つかりました。
「規格外」という但し書き付きがついていた10 kg 1980円の北海道産玄米です。
スーパーの白米より安いじゃないか、とばかりに喜び勇んで注文してみましが、大外れ。
食べてみると、いきなり「ガリッ」という不快な音が口の中に響きました。なんと直径1ミリくらいの小石が混入していたのです。
それも1個や2個ではありません。一時は返品を求めようかとも考えましたが、ネットで調べてみると、精米がしっかりしていないお米では、こういうことが時々あるとのこと。
やはり規格外は規格外か……。そう考え直し、金ザルで振るいにかけて小石を取り除きながら、なんとか10キロ食べきりましたが、さすがに再び買う気にはなりませんでした。

ようやく見つけた手頃商品

で、次に試したのが、同じくネット通販されていた10キロ3454円のこちらの玄米(愛知県産あいちのかおり)。




「玄米・5分精米・7分精米・白米」と好みに応じて選択できるとのことなので、玄米派の僕と白米派の娘(中学生)の間を取って、とりあえず「5分精米」で注文してみました。
届いたお米を炊いてみると…… おいしい! もちろん、小石なんか入ってない! 





というわけで、現在、我が家はこちらの商品のリピーターになっています。
ただ、娘はやはり白米が好みのようで、たまに僕が手巻き寿司用に白米を買ってきて炊いたりすると 、「うわ~、白米だ。コピー用紙みたいに真っ白だ!」と喜んでいます。
まあ、白いお米に感動できるのも、日ごろ玄米を食べているからこそ。これからも我が家では、娘の機嫌を取りつつ玄米ライフを続けていこうと思っています。
ちなみに、こちらの本を読めば、いかに白米より玄米の方が栄養学的に優れているかということがよくわかるのでおすすめです。

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コロナ禍のなか、45歳で新聞社を早期退職し、念願のアーリーリタイア生活へ。前半生で貯めたお金の運用益で生活費をまかないながら、子育てと読書と節約の日々を送っています。

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