SBI証券で新NISAの積立設定をやってみた

2023/11/21

NISA

新NISA開始まであと40日。

このほど、ようやくSBI証券でも新NISAの積立設定ができるようになったと聞いたので、本日、設定をやってみました。



その感想は「やっぱりSBI証券のサイトは使いにくい」の一語に尽きます。

大雑把に言うと「現行の積立設定を解除してから新NISAの積立設定をする」という2段階の手順を踏むのですが、そもそも、現行設定を解除する画面にたどり着くこと自体が難しい。

「ネット証券最大手なのに、なぜ、こんなに不便なサイトを放置してるの?」と突っ込みたくなるくらい難しい。

(※12月1日以降はいくぶん改善されるらしいですが)

そこで今回は、これからSBI証券で新NISAの積立設定をする方のために、操作手順を簡単にまとめておくことにします。

あわせて、僕自身の新NISA戦略も最後にご報告いたします。


大まかな流れ

まず、基本的なことを押さえておくと、新NISAで積立設定が不可欠な「つみたて投資枠」の年間上限額は120万円(1月当たり10万円)です。

本来なら、SBI証券と相性のいい三井住友カードで毎月10万円ずつ積立購入してポイントをたくさんもらいたいところですが、残念ながらSBI証券でクレジットカード積立ができる金額は月5万円まで。

従って現時点では、毎月5万円のクレカ積立と毎月5万円の現金積立を併用するのが最良の方法だと思われます。

というわけで、大まかな流れとして

手順①:現行の積立設定を解除する

手順②:毎月5万円のクレカ積立を設定する

手順③:毎月5万円の現金積立を設定する

の順番で説明します。

(※クレジットカードの登録はすでに済ませているという前提で話を進めます)


手順1:現行NISAの積立設定を解除する

→ログイン後、画面上部の「取引」クリック

→画面上部の「投資信託」クリック

→画面上部の「投信(積立買付)」クリック

→現行の積立設定の右側の「解除」にチェックを入れ、「選択した銘柄を解除」をクリック

→あとは指示に従って取引パスワードを入力したりしていけばOKです。


手順2:クレカによる積立を設定する

ログイン画面上部(青い帯)の「投信」をクリック

→画面を下にスクロールして検索窓で購入ファンドを探す

→見つかったらファンド名をクリック

→画面中央付近の「積立買付」をクリック

→選択肢にチェックを入れる(僕の場合は以下の通り)

 ・クレジットカード

 ・NISA(つみたて投資枠)

 ・NISA枠ぎりぎり注文

 ・毎月 ※購入日は自動的に1日になります

 ・5万円 ※ここは自由に金額を入力

 ・ボーナス月 設定しない

→あとは指示に従って目論見書に目を通したり、取引パスワードを入力したりしていけばOKです。

なお、確認画面の「次の発注予定日」が年内の日付で表示されるので不安になってしまいますが、新NISAでの積立が年内に行われることは制度上ありえないので気にしなくて大丈夫です。


手順3:現金による積立を設定する

→再び、購入したいファンドを探し、ファンド名を選んでクリック

→画面中央付近の「積立買付」をクリック

→選択肢にチェックを入れる(僕の場合は以下の通り)

 ・現金

 ・NISA(つみたて投資枠)

 ・NISA枠ぎりぎり注文

 ・毎月

 ・毎月20日に積立発注 ※ここは自由に日付を入力

 ・5万円 ※ここは自由に金額を入力

 ・ボーナス月 設定しない

→あとは指示に従って目論見書に目を通したり、取引パスワードを入力していけばOKです。


これにて、「つみたて投資枠」の設定は完了です。

最初の「現行の積立設定の解除」をクリアできれば、あとは比較的スムーズに進むと思います。


僕の新NISA戦略は「除く日本」1本

さて、せっかくなので最後に僕個人の新NISA戦略を書いておきます。

僕の場合、つみたて投資枠も成長投資枠も「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」1本に満額投資することにしました。

具体的には、つみたて投資枠では同ファンドを毎月10万円(うち5万円はクレカ、残り5万円は現金)ずつ買い付け、年間上限額120万円を使い切ります。

成長投資枠(年間上限240万円)については積立設定はせず、年初に240万円を投じて同ファンドを一括購入するつもりです。

積立購入と一括購入のどちらを選ぶべきかは意見の分かれるところだと思いますが、「過去の統計を見る限り、より早く一括投資した方がリターンが高くなりやすい」という研究結果を目にすることが多いので、僕は年初一括購入を選択することにしました。

このように毎年満額の360万円を新NISAに投入し、5年間で生涯投資枠(1800万円)をすべて埋めきってしまう計画です。

それではみなさん、お互いの健闘を祈りましょう。

〈追記〉ご覧の通り、つみたて投資枠では毎月10万円ずつの積立購入を設定したのですが、その後、12月9日になって「やっぱり、なるべく早く全部買ってしまった方がいいかな~」と気が変わり、年初一括購入に設定変更しました。正確に言うと、毎月100円ずつ積み立て、ボーナス月設定を利用して1月だけ余分に119万8800円を買い付けるという方法です。これにより、つみたて投資枠120万円のほとんどを年初に購入してしまうわけです。


おすすめ記事

新NISAの成長投資枠で何を買うべきか

新NISAに年間いくら投じるべきか

新NISAで贈与税が発生するケース





自分の写真
コロナ禍のなか、45歳で新聞社を早期退職し、念願のアーリーリタイア生活へ。前半生で貯めたお金の運用益で生活費をまかないながら、子育てと読書と節約の日々を送っています。

過去記事(時系列)

このブログを検索

ブログランキング・にほんブログ村へ

ご意見ご感想 お待ちしています

名前

メール *

メッセージ *

QooQ