いざ、日本最後の秘境へ

2023/07/17

旅・アウトドア

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しばらく旅に出ます。

行き先は「日本最後の秘境」なんて言われることもある、こちらの島。


なにもない島

事前に調べたところによると……

人口50人余り。

総面積1平方キロメートル未満。

最も近い隣の島まで15キロ以上。

日本本土まで数百キロ。

本土からの船は週2便。

海が荒れるとそれも欠航。

島内に飲食店なし。

食料品店なし。

雑貨店なし。

ATMなし。

常駐医なし。(ちなみにハブが生息)

砂浜なし。(海岸は岩場)

もちろんホテル・コンビニ・信号など一切なし。

ただし、民宿はあり。

ある旅人は「1週間滞在したけど自分以外の観光客に1人も出会わなかった」とネットに書きこんでいました。

こんな心細い島だけど、島の周囲には手つかずのサンゴ礁が広がり、海岸の一角からは温泉が湧きだしているそうです。

まさに、洋上の桃源郷!

というわけで、島の民宿にしばらく滞在し、海に潜ったり魚を突いたりしながら過ごしてみようと思い立ちました。


先送りしてきた人生の宿題

実を言うと、僕がこの島の存在を知ったのは20代のころ。

雑誌か何かで島の全景写真を見た瞬間、「死ぬまでに絶対ここへ行く」と心に決めました。

しかし新聞記者時代は何かと忙しく、あまりにアクセスの悪いこの島を訪れる機会はなかなかめぐってきませんでした。

でも、早期退職した今なら問題ありません。昨年まではコロナ過の影響で島に渡るのを控えていましたが、もう大丈夫でしょう。

時は来たれり。

しばらくは家事と子育てを妻1人に任せ、長らく先送りしてきた人生の宿題をまた一つ、片付けてこようと思います。



そんなわけで、これからしばらくブログの更新をお休みさせていただきます。旅先での様子は帰ってからまとめて報告します。

それでは、いざ、日本最後の秘境へ!

次回、上陸編へつづく





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コロナ禍のなか、45歳で新聞社を早期退職し、念願のアーリーリタイア生活へ。前半生で貯めたお金の運用益で生活費をまかないながら、子育てと読書と節約の日々を送っています。ただいま49歳。

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