みなさん、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」って知ってますか?
投資信託の話題をブログで発信している人たちが、世の中に数多ある投信の中から「これが一番いい」と思うものを選んで投票し、その年のナンバーワンを選ぶというイベントです。
2007年から毎年開催されている人気企画で、僕も投資の勉強を始めて間もないころにその存在を知り、毎年その結果を注目してきました。
で、つい最近、その2023年版の投票募集が始まったというお知らせをSNS上で見つけ、はたと気づいたのです。
これって僕にも投票権があるんじゃないか、と。
公式サイトを見ると、投票者の条件は、投資信託を話題にしているブロガーであり、かつ、2023年9月30日までにブログを開始していることだそうです。
僕がブログを始めたのは2022年11月だから、時期は楽々クリアしています。問題は、果たして僕が「投信ブロガー」と言えるかどうかでしょう。
ご存じのように、このブログのメインテーマは「早期リタイア」であり「FIRE」です。ただ、投資信託、特にインデックスファンドの話題は、ブログ開設当初から繰り返し取り上げてきました。
なぜなら、一介のサラリーマンが早期退職して不労所得で生活費を賄うライフスタイルを確立しようと思えば、インデックスファンドへの投資こそが「最良の選択肢」だと考えているから。つまり、FIREと投資信託は切っても切り離せないテーマなのです。
というわけで本日、「我こそは投信ブロガーだ!」と胸を張って、公式サイトから清き1票を投じました。あとは主催者の方々に、僕が投信ブロガー仲間だと認めてもらえることを祈るばかりです。
なお、投票の締切は11月30日、結果発表は来年1月20日。今からとても楽しみです。
せっかくだから、僕が投票した投資信託とその理由をここに記しておくことにします。
1本目:eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
理由:「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」という公約をしっかり守って、0.5775%という世界最安レベルの信託報酬を実現した。野村や楽天も同じく0.5775%の全世界株式ファンドを誕生させたが、「新ファンドの設定」と「従来ファンドの信託報酬引き下げ」では全く意味が違う。前者は事実上、従来ファンドの保有者たちを置き去りにしてしまうが、後者は従来ファンドの保有者にも新規購入者にも等しく恩恵を与えることになる。ここに「顧客を大切にする姿勢」を感じることができる。そういう意味でeMAXIS Slimシリーズの「オルカン」と「除く日本」の両方を高く評価しているが、今後ますます重要になってくるであろう「日本人の資産防衛」の視点で考えると、保有資産の国内偏重をより解消してくれる「除く日本」という選択肢が特に素晴らしいと感じる。
2本目:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
理由:「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」という公約をしっかり守って、0.5775%という世界最安レベルの信託報酬を実現した。野村や楽天も同じく0.5775%の全世界株式ファンドを誕生させたが、「新ファンドの設定」と「従来ファンドの信託報酬引き下げ」では全く意味が違う。前者は事実上、従来ファンドの保有者たちを置き去りにしてしまうが、後者は従来ファンドの保有者にも新規購入者にも等しく恩恵を与えることになる。ここに「顧客を大切にする姿勢」を感じることができる。
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