新NISA 最高の滑り出し~2024年1月末の運用状況

2024/01/31

資産運用

今回は毎月恒例の資産運用状況報告です。2024年1月末時点のデータをお伝えします。

新NISAがスタートした今月は国内外とも株式市場が絶好調。SNS上には「資産が爆増した!」「億り人になった!」「NISA最高!」「投資万歳!」といった歓喜の声が飛び交ってます。

もちろん、この僕もNISA口座をフル活用し、年間投資上限額の360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)をすべて年初一括でインデックスファンド(eMAXIS Slim全世界株式 除く日本)へぶちこみました。

(※より正確に言うと、つみたて投資枠はボーナス設定を利用して年初に118万9000円を一括投資し、その後は毎月1000円ずつ積み立て。)

さらには、新NISA開始に伴う日本株の上昇を予想して、特定口座で日経平均連動ETFを昨年から仕込んでおきました。

さぞかし景気の良い結果になっていることでしょう。

それでは、僕が保有する金融資産(円預金・日本国債を除く)の現状を見ていきます。



(※金額は1月31日時点の時価、カッコ内は含み益、1万円未満切り捨て)


🔷インデックスファンド

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)2681万円(+656万円)

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)  378万円(+18万円)新NISA

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)  160万円(+40万円)旧NISA

eMAXIS Slim米国株式           212万円(+92万円)旧NISA

たわらノーロード先進国株式       422万円(+239万円)iDeCo

VTI                367万円(+206万円)

eMAXIS Slim先進国債券       114万円(+14万円)

eMAXIS Slim国内債券        29万円(−2万円

NFJ-REIT                   195万円(±0円)

iシェアーズ・コア225         219万円(+19円)


🔷個別株

CDS                      17万円(+5万円)

日本ケアサプライ                18万円(+6万円)

いちごホテルリート               56万円(+10万円)

アサンテ                    16万円(±0

シード                       7万円(±0円

三井住友FG                    77万円(+51万円)

オリックス                     28万円(+16万円)

三菱HCキャピタル                   10万円(+5万円)

東京海上HD                    117万円(+68万円)

JR東日本                     84万円(+16万円)

JR西日本                     61万円(+7万円)

JR九州                      32万円(+5万円)

日本航空                     28万円(+8万円)

KDDI                     48万円(+22万円)

ゼンリン                     8万円(−3万円

SHEL                      18万円(+12万円)

🔷その他

金                436万円(+136万円)

ドル預金(1$=147円)      1378万円(+378万円)

🔷合計

                7227万円(+2029万円)


含み益が初の2000万円超え

おお~、投資を始めて3年10カ月、ついに含み益が2000万円の大台を突破しました!

ちなみに、含み益の増減は前月比+363万円、前年比+1325万円。

2020年3月に早期退職して投資を始めて以降、投資元本と含み益はこんなふうに推移しております。



(※過去の推移の背景は
こちらで詳しく説明しています

改めて眺めてみると、2023年に入ってから含み益がどんどん膨らみ、2024年1月はさらにググッと加速した感じです。

新NISAは年初一括買い

それでは内容を細かく見ていきましょう。

やはり大きいのは、これまで特定口座とNISA口座の両方で順次買い進めてきたeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の含み益。新NISAでの「年初一括買い」も、今のところは吉と出ています。

もっとも、まだ1年が始まったばかりだから、今後の相場次第で「ああ、やっぱりドルコスト平均法にしとけば良かった」と泣きを見る可能性も十分あります。

いずれにせよ、今年はもうNISAでやることは何にもないから、観客席で眺めているだけ。それよりも悩ましいのは、特定口座で買った日経平均連動ETFの扱いでしょう。


手放せなくなった日経平均ETF

「多くの人は新NISAで米国株や世界株を買うだろうけど、一部の人は日本株を買うはず。日本株市場のスケールは米国株ほど大きくないから、それによって多少は株価が押し上げられるだろう」

昨年11月、僕はそう予想して(詳しくはこちら)、日経平均連動ETFのiシェアーズ・コア225を100万円分買いました。今年1月4日の時点ではまだ株価が上がらず、むしろ少々含み損が出ていたので、さらに100万円分買い増しました。

もともと日本経済の未来にあまり明るい展望を持っていない僕は、日本株のETFを長期保有する気持ちはさらさらなく、「ちょっと上ればすぐに売る」くらいのつもりでした。

ところがその後、日経平均は急上昇。その好調ぶりをニュースが盛んに喧伝するもんだから、「もっと上がる? もっと上がる? 」と欲が出てきて、売り時がわからなくなってしまいました。

今はもう「バブル超えの瞬間」を当事者として味わいたい気持ちが強くなって、完全に売る気が失せています。

予想は当たっていなかった

ところで、僕は年明けの相場を見ながら「新NISA効果で日経平均が上昇すると確信してETFを買っておくなんて、オレもなかなか投資センスがあるよな~」と悦に入っていのですが、これはどうやら勘違いでした。

1月25日のブルームバーグ記事などによると、今月の日本株上昇を支えていたのは海外投資家の買いであって、国内の個人投資家はむしろ日本株を売り越していたというのです。

なので、「新NISA効果で日本株が上がる」という僕の読みは完全に的外れだったということになります。まあ、結果オーライだからいいんだけど。


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コロナ禍のなか、45歳で新聞社を早期退職し、念願のアーリーリタイア生活へ。前半生で貯めたお金の運用益で生活費をまかないながら、子育てと読書と節約の日々を送っています。

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